個人再生について知っておくべきこと〈手続きをするその前に〉

個人再生について知っておくべきこと〈手続きをするその前に〉

個人再生について知っておくべきこと〈手続きをするその前に〉

個人再生とは国が定める債務整理方法の一つです。いわば徳政令のようなものだともいえるでしょう。「再生」とい言葉がついていることからもわかるように、借金によってどうにもならない生活を再生させるための手続きなのです。

個人再生とは国が定めた手続きですから、誰でも行うことができます。しかし、法律に関する知識は必要となりますから、多数の人が弁護士、または司法書士に手続きを依頼しています。書類の作成やその他のいろいろな手続きは、法律の専門家に一任したほうが早く済むからです。

個人再生を依頼すると、弁護士や司法書士は受任通知書を債権者に郵送します。これによって、本人には取り立てできなくなります。個人再生とは国が定めたものですから、これも法律にのっとった手続きです。つまり、法的な拘束力を持ちますから、債権者が本人に取り立てを行えば、それは違法な行為となります。弁護士や司法書士に依頼すれば取り立てが止まるというのは、このように法的な拘束力があるからだともいえます。

その後、取引履歴の開示が行われます。取引履歴が開示されれば、それをもとにいろいろな書類が作成され、裁判所へ民事再生の申し立てが行われます。申し立てが要件を満たしていて、書類に不備がなければ開始決定となります。この手続きにかかる期間については裁判所によって異なりますが、おおむね3か月から6か月くらいで完了します。返済計画が履行できるかどうかを判断するために期間は必要なのです。